Metabaseを使ってECATの診断・統計情報
概要
EtherCATの診断・統計情報を定周期で読み出してMetabaseで可視化してみます
Metabaseツールで表示するまでの流れ
Metabaseの入手
MetabaseはJavaで動作します
JavaがPCにインストールされているかをコマンドプロンプトでjavaのバージョンを確認します
Metabaseを以下のサイトからダウンロードします (リンクをクリックするとダウンロードが始まります)
https://www.metabase.com/start/oss/jar
ダウンロードしたファイル(metabase.jar)を適当なフォルダに移動します
ここではCドライブに"metabase"というフォルダを作成して、そこに移動しています
Metabaseの起動
Metabaseを実行するためにコマンドプロンプトで以下のように実行します

起動中は文字が流れていきますが
コマンドプロンプトはこのまま閉じずに開いたままにしておきます
(閉じるとMetabaseも終了してしまいます)

Metabaseの準備
ブラウザを起動してアドレスに 127.0.0.1:3000 と入力します
「127.0.0.1」 はローカルループバックアドレスといい、自分自身のアドレスを指す特別なIPアドレスです (localhost:3000でも可)
その後ろの : (コロン) に続く 3000 はポート番号で、Metabaseは3000番を使って接続します
Metabaseに初めて接続すると以下の画面が表示されて、[Let's get started]からセットアップを行っていきます
- 言語
-
アカウント
Metabaseに接続するためのアカウントを作成します
-
接続するDBの追加 (今回はSQL Serverを選択)
表示名 任意の名称 ホスト データベースのIPアドレスを指定します
自分自身であればIPアドレスまたは'127.0.0.1'またはlocalhost'を指定しますポート 接続するデータベースのポートを指定します (SQL Serverはデフォルトで1433) データベース名 接続するデータベース名 (「BIツールを使ったECATの診断・統計」で作ったテーブルが入っているデータベース名) ユーザー名 データベースへ接続するユーザー名 パスワード データベースへ接続するパスワード - データ使用の優先度
自動作成されたダッシュボードを見てみる
左上にRecDTがあるので集計範囲を設定できるようです
Summaryはレコード数と過去30日間の追加されたレコード数