保持メモリ
概要
- 大量のデータを保持するために保持変数メモリを拡張する方法を考えます
1. NJシリーズであれば「CJユニット用メモリ」で足りるかをチェックします
- CJメモリが足りなかったり、NXシリーズの場合は「変数をファイルに保存」か「ファイルをメモリ化」の方法を検討します
2. 「変数をファイルに保存」する方法
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保持したい変数を構造体にまとめて定期的かイベントで構造体をまるごとファイルに保存する方法です
この方法はスナップショットのイメージで、電源起動時にスナップショットを復元して直近のデータに戻す動作をします
3.「ファイルをメモリ化」はファイルをメモリ代わりにして直接読み書きします
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この方法はファイルを物理メモリのように扱って値の変化を順番に書き込みます
そのため書込み時間を考慮する必要があり、頻繁に変化する変数は保持変数メモリに割り当て、変化が少なくて保持したい変数をこの方法で行います
CJユニット用メモリ
- CJユニット用メモリを使う
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NJシリーズのPLCにはCJユニット用メモリというメモリがあるので、このメモリを使います
変数をファイルに保存
- 変数をファイルに保存
- 電断しても変数の値を保持したときファイルに保存する方法を検討します