ヒストグラム
概略
- ヒストグラムとは
高速アナログユニットで取得したデータをヒストグラム用のデータに変換します
取得したデータを一定の区分に分けて(階級)、その区間のデータの出現回数(度数)を棒グラフで表します
このグラフを作成することで、取得したデータのバラツキを一目で把握することができます
シンボル
- HistogramHAD
- 高速アナログユニットから取得したデータをヒストグラムのデータに変換します
- ※ 本体Ver1.18以上 入出力
- InputData = 高速アナログユニットで取得したデータ(配列)
- Histogram = ヒストグラム用に変換したデータ
使い方
- InputData
-
InputDataには高速アナログユニットから取得したデータを入力します
高速アナログユニットのIOマップではAnalogInputValue1-10、AnalogInputValue11-20のように10個単位の配列で割り付くため、複数のAnalogInputValueをつなぎ合わせて1つの配列にしてからInputDataに入力する必要があります
- Histogram
-
Histogramにはグラフ表示するときの分割数分の配列を持つ変数を設定します
高速アナログユニットは-32000~+32000の値が出力されるので、この値を何分割するかを決めて配列を作ります
また、上下限を超えたときにカウントするために分割数を2つ加えて配列の要素数を決定します
例えば
-32000~+32000を100分割する場合は、要素数が102個の配列を持った変数(例えばHistogramData[0...101])を作ります
こうすることでアナログの値によって以下の要素番号をカウントアップします
アナログ値 配列の要素番号 -32000以下 0 -31999 ~ -31360 1 -31999 ~ -31360 2 ... ... -639 ~ 0 50 ... ... 31361 ~ -32000 100 32001以上 101