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RecSSConverterの使い方 (1/4)

RecSSConverter


RecSSConverter
PLCで収集した変数のトレースデータをSysmacStudioのデータトレースのフォーマットに変換するPCアプリです

概要

SysmacStudioのデータトレースで表示したい変数を記録用の構造体に保存してSDにファイル出力します
ファイル名には連番を付けて0~99を繰り返して常に上書きするようにすれば異常発生時に直近のデータを取り出すことができるようになります
必要に応じてSDに出力したファイルをSSConverterを使ってSysmacStudioのデータトレースにインポートできるフォーマットのcsvファイルに変換してデータトレースにインポートします
デバッグや異常発生時の解析などに活用してください

関連記事はこちら→構造体からトレースデータ用CSVファイルへ変換

変換したファイルをデータトレースにインポートした図

準備

トレースデータ

トレースしたいデータは構造体sDataにセットします

sData STRUCT

RecTime

DATE_AND_TIME

変数1

INTなど

・・・

最大191個 (*1)
*1 SysmacStudioのデータトレースでは変数の数はNJ501,NX701は192個それ以外は48個ですが、
ここで作ったファイルはNX102などでトレースしたデータもプロジェクトの機種をNJ501かNX701に変更することでインポートすることが可能です

RecTime(DATE_AND_TIME型)はデータトレースファイルを作成するのに必須なので必ず入れてください
その他のメンバはトレースしたい変数を自由に設定します

トレース可能なデータ型 基本データ型(文字列除く)
配列(要素数指定)
※ 列挙型と構造体/共用体は対応していません



このナビでは以下のデータをトレースすることにします

構造体

先頭のメンバには必ずDATE_AND_TIME型を入れてください
オフセット種別を必ず"CJ"に設定してください
構造体

変数

この構造体の配列を2つ作成してバッファにします
バッファの要素数は10,000個までの任意の数で作成します
例えばタスクの周期(収集周期)が2msで10,000個にした場合は1ファイルに20,000ms=20s間のデータが格納されることになります
構造体

次のページからは

SSConverterの使い方を手順を追って説明します

ダウンロード

ここで作るプロジェクトを先にダウンロードしたい人は
naviRecorderSSEx.zip

PCアプリ SSコンバータは
RecSSConverter.zip

ダウンロードされたときは利用規約に同意したものとみなします