CipMes

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CipMes.zip

CIP通信の説明はCIPメッセージ通信 UCMMを参照してください

CIPオブジェクトの説明はNJ/NX 内臓EtherNet/IPポート宛てCIPオブジェクトを参照してください

使い方

CipMesはCIPコマンド(UCMM)の作成を補助して相手機器に送信するアプリケーションです
動作環境: Win10

変数の読み出し方
変数名=testInt(INT型)の値を読み出す例です
  1. 送信元と送信先をセットして[Connect]ボタンを押します
  2. 変数名を入力します
  3. 要素数は"1"のままにします
  4. [Read]ボタンを押します
  5. 受信データに読み出した値が表示されます


CIPオブジェクトの読み出し方
サービスコード=01Hex(Get_Attribute_All)、クラスID=01Hex(Identityオブジェクト)、インスタンスID=01Hex(インスタンス単位)を読み出す例です
  1. サービスコード、クラスID、インスタンスID、アトリビュートIDを入力します
  2. [Convert to Send Data]ボタンを押して送信データを作成します
    (送信データは1バイトづつハイフォン(-)で区切って編集することも可能です)
  3. [Send]ボタンを押すと送受信データDUMPに送受信内容が表示されます

各項目の内容

送信元, 送信先
送信元はPCが認識しているデバイスのIPアドレスから選択します

[Connect]
TCPでコネクションを確立してCIP接続のためのListServiceコマンドとRegisterSessionコマンドを送信してハンドルを取得します

Variable / CIP Object
Variable 変数の読出しと書込み
CIP Object CIPオブジェクトサービスへのアクセス

--- Variableタブ ---

変数名
変数名の書き方
種類 読出し値の例 備考
基本データ型
(INT,WORDなど)
testInt 100
配列 全体 aryInt 100,105,125
要素 aryInt[1] 100 *1
構造体 全体 testStruct 30,4B,F1 受信値はバイト配列
メンバ testStruct.int16 100
共用体 testUnion.int16 100

*1 開始要素番号を[]の中に記述して要素数に個数を記述します

要素数
変数に配列を指定したときに要素数を記述
それ以外は1

書込データ
配列の場合はカンマ(,)で区切って記述

[Read]
指定した変数を読み出します

[Write]
指定した変数に書込データを書込みます

受信データ
読み出したデータを表示します
または、書込みに成功した場合は"success"を表示します

CIPメッセージログ
送受信したCIPメッセージの内容を表示します

--- CIP Object タブ ---

ServiceCode
Service Code を入力します (16進 1バイト)

ClassID, InstanceID, AttributeID
ClassID, InstanceID, AttributeIDをそれぞれ入力します(16進 各1バイト)

Request Data
リクエストデータが必要なときに入力します
16進のバイト単位でハイフン(-)で区切って入力します(リトルエンディアン)
例: 32ビットの値 0x12345678 を入力する場合は 78-56-34-12 と入力します

[Convert to Send Data]
ServiceCode, ClassID, InstanceID, AttributeIDを送信コマンドに変換して送信データにセットします

送信データ
送信するコマンドを編集します
16進数のバイト単位でハイフン(-)で区切ってコマンドを作ります

[Send]
送信データを送信します

送受信データDUMP
送受信データのDUMPを表示します