SSレコーダの作り方 (4/4)
手順5:テストデータ作成
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5-2. プログラム追加
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プログラムを追加してテストデータを作成します
変数Rに角度を作って毎スキャン0.8度づつ回転するようにします
DummyInputLRealに角度Rのサインカーブのデータを入れていきます
このDummyInputLRealをINT,DINT,LINT,WORD,BOOL,String型に変換してテストデータを作成します
手順6:テスト
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6-1. トレースデータ作成
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1. レコード開始フラグ(Rec)をONにするとリングバッファにレコードデータが溜まっていきます
2. RecBuffer.Countで記録した件数が確認できて65535まで溜まると最古のデータへ最新のデータが上書きされて直近の65535件のデータがリングバッファに格納されている状態になります
3. 一旦レコードを停止するためにレコード開始フラグ(Rec)をOFFにします
4. リングバッファのデータをファイルに書き出すためにレコード書き込みフラグ(RecWrite)をONにするとファイルへの書き込みが開始してRecBuffer.Countの件数が減っていきます
5. RecBuffer.Countがゼロになったら全てのデータをファイルに書き出したのでレコード書き込みフラグ(RecWrite)をOFFにします
6. これでメモリカードのRedフォルダに65535件のデータが10000万件区切りで6個のファイルと残り5535件のファイルが1個できました
これでSSレコーダの作り方は終わりです
異常発生時にトレースを止めてSysmacStudioで表示するなどで使えそうです