Metabaseを使ってECATの診断・統計情報 ダッシュボード

ECATの診断・統計情報用のダッシュボードを作ってみる

作りたいダッシュボード

各ノードの最新の4つのポートのエラーカウントと過去の推移をグラフで表示したい


ダッシュボードを作る流れ
  1. 手順1: ノード1の過去の推移グラフを作る
  2. 手順2: ノード1の最新データを表示する
  3. 手順3: ダッシュボードのレイアウト編集
  4. 手順4: ノード2から4
  5. 完成

手順1: ノード1の過去の推移グラフを作る

新しい質問
  1. [+新しい] をクリックして [質問] をクリックします

  2. 診断・統計情報が入っているデータベースを選択します (ここではtestSQLServerを選択)

  3. スレーブの情報が入っているテーブルを選択します (ここではSlaveStatを選択)


    選択後は次の画面のように表示されます

  4. フィルターでNodeAdrを選択します


    ノード1のみを対象とするため 1 を入力します


    次のようになります

  5. 要約でY軸にErrCnt0からErrCnt3の最大値の4本とX軸をRecDTを選択します

    [見たいメトリクスを選ぶ]で[...の最大値]を選択


    [ErrCnt0]を選択


    [+]をクリックして同様に1から3を選択


    [集約するためのキー列を選ぶ]で[RecDT]を選択します

  6. 設定内容はこのようになります

  7. [ビジュアライズ]をクリックしてグラフを表示します


    X軸のスパンを[Minute]を選択します


    分表示に変わります

  8. [保存]をクリックして'Node1'という名前で保存します


    ダッシュボードに追加します


    [新ダッシュボードを作成する]をクリックして新しいダッシュボードを作成します


    ECATの診断・統計情報 の名前で作成します


    作成したダッシュボードは一旦[保存]をクリックして保存します


    保存したデータは見るには分析の中の [全データをブラウズする >] をクリックします


    分析の中に作成したダッシュボードとNode1のグラフが入っています

手順2: ノード1の最新データを表示する

SQLクエリ
  1. [+新しい] をクリックして [SQLクエリ] をクリックします

  2. 診断・統計情報が入っているデータベースを選択します (ここではtestSQLServerを選択)

  3. 次のSQL文を記述してを押します

    select top(1) ErrCnt0, ErrCnt1, ErrCnt2, ErrCnt3 from SlaveStat where NodeAdr=1 order by RecDT DESC


    実行結果が下のほうに表示されます


  4. [保存]をクリックして'Node1 最新'と名前を付けて保存します


    ダッシュボードに追加して、ダッシュボードも一旦保存します

手順3: ダッシュボードのレイアウト編集

ダッシュボード
  1. 保存したデータは見るには分析の中の [全データをブラウズする >] をクリックします

  2. ECATの診断・統計情報のダッシュボードとNode1のグラフとNode1最新のデータが入っているので [ECATの診断・統計情報] をクリックして開きます

  3. ダッシュボードには作成したグラフとデータがこのように配置されていると思います

  4. 右上にある鉛筆をクリックしてダッシュボードを編集モードにします

  5. グラフなどの部品は摘まんで移動したり拡大できるので自由に配置を変更します

  6. 最後に[保存]します

手順4: ノード2から4

同様に・・・

ノード2から4も同様に作成してダッシュボードに追加します

グラフはフィルタのNodeAdrを2に置き換えて

最新データのSQL文のNodeAdr=1を2に変えて

select top(1) ErrCnt0, ErrCnt1, ErrCnt2, ErrCnt3 from SlaveStat where NodeAdr=2 order by RecDT DESC

完成

完成したダッシュボード

最後に

ECATの診断・統計情報のデータを元にダッシュボードを作ってみましたが、これは一例なので色々な集計方法を試してみてください

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